Isamu's Blog『Reboot』

【 雑記ブログ 】

ヴェポライザーについて

2020年6月6日に加筆訂正しています。

ヴェポライザーとは

ヴェポライザーとは、タバコの葉などを電気で温め気化した成分を吸入するための道具です。

 

近年注目されているIQOS(アイコス)などの加熱式タバコと原理は同じです。

火を点けて燃焼させるわけでは無いので、タールの発生を最小限に抑えます。

タールは発がん性物質ですので、この摂取を抑えることは健康にとって非常に重要です。

 

煙やニオイもほぼ無く、火も使わないので安全です。

灰も出ません。

 

 

吸い方

気化したニコチンを口に貯めてから肺に入れて吸うとき(MTL・マウストゥラングと言います)感じる喉の刺激をスロートキックと言いますが、これが「タバコを吸った感」になります。

 

200度前後の温度で温めることになりますので、燃焼させて吸うよりはキックは弱めです(燃焼させた場合は平均820度ほど)。

 

シャグ

一般的には、手巻きタバコ用のシャグと言われるタバコ葉を使用します。

様々や種類、フレーバーがあり、自分にあったシャグを探すのが1つの楽しみとなっています。

 

ヴェポライザーで1回に使用するシャグの量はわずかですので、シャグ1袋でかなりの回数を吸うことができます。

ヴェポライザーを使用すると、一般的な紙巻きタバコやIQOSなどの加熱式タバコよりはるかにコスパが良くなります。

 

シャグポン

シャグを詰めたり、かき出したりするのが少し手間ですが、慣れればどうということはありません。

ヴェポライザーによってはシャグポンと言って、シャグをポンと出せることもあります。

 

スペーサー

スペーサーといって、シャグを詰める小さな筒を用いても良いですが、喫味は少し落ちます。

スペーサーを使うとき電子たばこVAPE(ベイプ)用の無着香リキッドを1滴垂らすとミストが増えます。

そうするときは機械を壊さないよう、1滴くらいに留めてください。

私はリキッドは用いず、シャグそのものの喫味を楽しんでいます。

 

定番シャグ

定番としては、cheシリーズや、COLTSシリーズなどがあります。 

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私はCOLTSシリーズは飽きてしまいました。

 

気になるシャグがあれば、試すようにしています。

好みのシャグを見つけるのは、とても楽しいものです。 

【無着香お気に入りシャグの紹介】 

「ペペ・リッチグリーン」は無着香で評価の高い一品です。

ドイツ産でコスパの良い一品です。

葉は乾燥気味で、加湿するかどうかはキック感の好みの問題となります。

私は加湿しないで美味しく吸えています。

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「マニトウ・ゴールド」も無着香で評価が高いです。

「ペペ・リッチグリーン」と同じドイツ産で値段は高めですが、キック感が非常に上質なシャグです。

「マニトウ・ゴールド」は加湿されて販売されていましたが、カビが発生し回収する問題があったため、リニューアルして加湿されずに販売されています。

加湿が必要かどうかですが、私は加湿無しでも美味しく吸えています。

ニコチンのキック感の好みは人それぞれですので、実際に吸って確かめてください。

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【着香系お気に入りシャグの紹介】

最近の着香系でのお気に入りは、話題のウルグアイ産「アークローヤル・ワインベリー」です。

「アークローヤル」の名前の由来は、イギリス海軍の艦船からきています。

船長の絵が描かれていますね。

ブルーベリーガムのような香りがたまらないシャグです。 

焦げ付きやすいので、葉はふわりと詰めて低温度で吸うのが良いです。

チャンバーが結構汚れるので、スペーサーを用いたほうが良いかもしれません。

このシャグを美味しく吸いたいので「FENIX+」をポチりました。

「ベリー・ロゼティー」フレーバーの販売も期待しています。

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ベルギー産「スタンレー・ラズベリー」は、ラズベリーの甘酸っぱい香りとほんのりチョコが混ざった香りです。

他のスタンレーシリーズと同じく、フレーバーとそれなりのキック感が楽しめます。

スタンレーシリーズが好きな人なら、おすすめの一品です。

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タンザニア産「ブラックスパイダー・チョコレート」は、パイプなどで有名な日本の柘製作所がプロデュースしているシャグです。

2018年11月に発売されました。

チョコレートフレーバーは、他にもベルギー産「スタンレー・チョコレート」やデンマーク産「チョイス・ダークチョコレート」を試しました。

私の場合、喫味は「スタンレー・チョコレート」>「ブラックスパイダー・チョコレート」>「チョイス・ダークチョコレート」の順番です。

フレーバーはというと「チョイス・ダークチョコレート」>「ブラックスパイダー・チョコレート」>「スタンレー・チョコレート」の順になります。

チョイスが一番、実際のチョコの香りに近いです。

もしまたチョコレートフレーバーをリピートするなら、喫味をとって「スタンレー・チョコレート」を選択したいと思います。

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定番ヴェポライザー

ヴェポライザーのタイプ

コンダクション

熱伝導方式で、タバコ葉を入れている加熱室を直接熱して温めます。

エントリー機に多いタイプです。

キック感も十分に感じられます。

コンベクション

熱対流方式で、タバコ葉を入れている加熱室に熱した空気を通すことにより温めます。

セミコンベクションとフルコンベクションがあります。

セミコンベクションは熱した空気の熱がチャンバーにも加わり、チャンバーの加熱も併せて加熱されるタイプです。

フルコンベクションは、純粋に熱した空気だけで温めるタイプでハイスペックな高級機に多く、上級者向けといえます。

キック感はコンダクションに比べると弱く、着香系などタバコ葉のフレーバーをより楽しむのに適しているといわれています。

ハイブリッド

コンダクションとコンベクションの2つのヒーターがついているものです。

 

WEECKE C Vapor 4.0

C Vapor 4.0が発売されました。

タイプは、コンダクションタイプになります。

今回もバッテリーは交換式ではありません。

戦略なのでしょうか。

C Vapor 3.0はドロー調整の掃除が出来なかったので、シャグが詰まったりしてドロー調整が利かなくなります。

4.0では掃除ができるように改良されています。

他にも細かな改良がなされています。

エントリーモデルの定番となるでしょう。

惜しいのは、マウスピースのシリコンが消耗品で高めです。

それを考えると、コスパ的にはどうなのかという意見もあります。

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WEECKE FENIX+

FENIXの後継機が発売されました。

タイプはセミコンベクションタイプです。

製造は中国だと思いますが、デザインはアメリカのカリフォルニアです。

評価の高いC VaporのWEECKE社製なので、品質としては問題ないでしょう。

手に届きやすいセミコンベクションタイプのエントリー機として、筆頭に挙げられるでしょう。

喫味が良いとの評判ですので、ポチりました。

特に着香系は、コンダクションより風味が感じられて美味しいです。

キックも申し分ありません。

バッテリーが交換式でないところは惜しいところです。 

私はDL(ダイレクト・ラング、直接肺に吸い込む)が得意でないので少し物足りなく、あまり使わなくなりました。

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Flowermate V5 NANO

Flowermateのハイブリッドタイプのヴェポライザーです。

バッテリーが交換でき、喫味も良い製品です。

デザインはアメリカで、製造は中国です。

本体底にマウスピースを収納出来るのですが、それは無くても良いのでドロー調整出来るようにして欲しかったところです。

(その後、バイブ機能が反応せず、返品してしまいました。)

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加熱式タバコ

glo

glo Hyper

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のglo(グロー)から発売されたglo hyperをキャンペーンで安く手に入れました。

www.discoverglo.jp

IQOS、Ploom Sと比較して、吸いごたえ・フレーバー・ニオイと総合的に見て、一番気に入っています。

glo proの弱点であったピークタイム(一番吸いごたえのある時間)が短いという点を、タバコスティックを太くすることにより改良しています。

 

今、一番おすすめの加熱式タバコです。

 

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glo sens

glo sensを980円で手に入れました。

加熱式タバコは熾烈な競争を繰り広げているので、時々シェアを伸ばそうとキャンペーンをします。

サイト登録だけしておいて、キャンペーン時に購入するのもひとつの手です。

 

glo sensは基本的な仕組みはVAPEと一緒です。

吸いごたえはPloom TECH+に劣るかもしれません。

微妙な差ですが。

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ポッドを保護するゴムが若干ニオう印象です。


IQOS 

フィリップモリスのIQOSを使用しています。 jp.iqos.com

 主に車に乗るときだけ使用しています。

加熱式タバコでは一番キック感が感じられます(300度程度でたばこ葉を温めています)。

しかし、わずかですが独特のニオイがあります。

時にオナラのようなニオイがするときもあります。

 

IQOSのヒートスティックはタバコ葉をそのまま巻いたものではなく、タバコ葉をブレンドさせてよく混ぜたものをグラインダーで粉砕し、水とグリセリンを混ぜてドロドロにした後、シート状にしてカットしています。

グリセリンを混ぜているから、使用時に多少のミストがあるのですね。

 

またとうもろこし風のニオイの秘密など、工場潜入のリポートがありますので興味のある方は参照してください。

kakakumag.com

 

平成30年10月22日より地域限定販売されていたHEETSというヒートスティックが、全国販売されるようになりました。

値段も470円と普通のヒートスティックより30円安く、種類も4種類発売されています。

私はコスパを考えてHEETSのフレッシュ・エメラルドを吸っています。

 

新製品として「IQOS3」と「IQOS MULTI」、「IQOS3 DUO」が発売されました。

詳細は上記公式サイトをご覧ください。

どれも従来のIQOSの改良型です。

これから購入を検討される方は、こちらをおすすめします。

 

Ploom TECH

JTのPloom TECHは飲み会などニオイに気を使う場所で使用します。 

www.ploom.jp

Ploom TECHは、電子タバコ(VAPE)の原理です。

ニコチンは、タバコカプセルに入っているタバコ葉から摂取します。

カートリッジ内のリキッドは、プロピレングリコール、グリセリン、香料、水で構成されています。

カートリッジがあるため、ミストの量は多めです。

吸った感が低くコスパも悪いですが、ニオイはまったくしないと言っていいでしょう。

 

新製品として、「Ploom TECH+」と「Ploom S」が発売されました。 

www.ploom.jp 

www.ploom.jp

Ploom TECH+

「Ploom TECH+」は従来のPloom TECHの改良型です。

従来のものよりは、キックや喫味は若干良く感じられます。

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Ploom S

「Ploom S」はタバコスティックを加熱して喫煙するものです。

フィルター部が短く感じるので、少し吸いづらいです。

また、2口目までかなり吸い口が熱くなります。

3口目からは大丈夫です。

キックや喫味はIQOSのほうが良い気がしますが、ニオイの面ではこちらのほうが全然ましです。

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PULZE

2019/5/6より、インペリアル・タバコ・ジャパンが福岡県内の一部のコンビニでPULZE(パルズ)を発売します。 

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本体が税込みで6,980円、スティックが全3種類でレギュラーとミントが460円、スーパーカプセル・メンソールが480円だそうです。

 本体の色はコッパーとグレーの2色展開です。

 

注目は温度で、345度の標準モードと315度のエコモードです。

高めの温度なので、キック感があり吸いごたえがありそうです。

 

連続20本喫煙可能で、スタートアップは20秒です。

 

ヴェポライザーの良いところ

ヴェポライザーをメインに使用していて、コスパも良く満足しています。

タバコ代は3分の1位に抑えることが可能です。

ヴェポライザーを使用している人は、良いものに敏感で他者にも配慮できる人だと思っています。

なので、Twitterなどで繋がって情報交換しております。

紙巻きタバコを吸っている方、このブログを読んだ機会に移行を考えるのはいかがでしょうか。

 

ニコチンが摂取できる喜びは、何物にも代えがたいものがあります。

鎮静作用と覚醒作用両方を併せ持ち、心の安定には絶大な威力を発揮します。

しかし、血圧や血管に問題のある方や、心臓疾患のある方、妊娠を望まれる方や妊娠中の方などにはおすすめできません。

大人のたしなみであるニコチンを楽しむには、病気にならないようバランスの良い食事や適度な運動を心がけましょう。

 

健康のためには、タールを摂取しないヴェポライザーがおすすめです。

ニコチンとの良い付き合い方をして、「ニコチン・ブースト」で素晴らしい人生を楽しみましょう。

 

【2020.6.6加筆訂正】

 

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